『Dancing TINTIN』

[メイン] No Name : KPレスシナリオ『Dancing TINTIN』。

制作、桧さん。

PL夏乃ヲ、PC或隅 佑十(アスミ ユウト)。

よろしくお願いします。


[メイン] No Name : TINTINが痛くて眠れない夜もあったろう。


[メイン] No Name : ではPC紹介……は昨日やったばっかりなのでいいか!!今日も或隅佑十くんです。イェイイェイ。


[メイン] No Name : 頑張りましょう。始めます!


[メイン] No Name : 男女が、肉をぶつけ合っている。

最初はそんなアダルト動画だった。


女が喘ぐ。

男が、女の腰を引き寄せる。

ぐにゃり、と。

女の腰が伸びる。

★SANC 0/1


[メイン] 或隅 佑十 : (滅茶苦茶ウケている)(PL発言)


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=75 【SANチェック】 Cthulhu : (1D100<=75) > 71 > 成功


[メイン] No Name : 伸びた腰は熱した飴の様で、糸を引いて切れる。

女の輪郭がぼやけていく。溶けていく。

形が崩れて、ピンクの粘着質な液体になっていく。


男の頰と性器が、興奮で桃色に染まる。

大きく膨れ上がる。象の様に膨れる。

否、象になっていく。ピンクの、象に。


[メイン] No Name : 象が踊りながら、増える、増える、増える。

コピー&ペーストを繰り返し、画面をピンクで覆い尽くす。

もう、画面内でピンクに染まっていないところは、ない。

そんなタイミングで、ピンクの象はこちらを確かに見た。

★SANC 0/1d2


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=75 【SANチェック】 Cthulhu : (1D100<=75) > 74 > 成功


[メイン] No Name : 液晶が変形する。

内側から丸い頭に押されて、ああ、もう、破れてしまった。


3次元に繰り出したピンクの象と目が合う。

ピンクの象が、自分の中に入ってくる。

メルヘンな煙になって、目から、鼻から、口から、耳から。


[メイン] No Name : 自分が侵される。

じゅくじゅくと、内側から蕩けていく。

熱が溜まっていく。

あつい、あつい、溶けてしまう。


怒張した性器は、逃げる様に意志を持って衣服の外に躍り出る。


[メイン] No Name : 象は増え、自分の周りを囲みながら回って踊る。

TINTINが右へ、左へと頭をもたげて、象のリズムに合わせて踊りだす。

左右にぶるん、ぶるん、と揺れている。


視界はいつの間にか虹色で、

ああ、駄目だ。

もう、出てしま、


[メイン] No Name : ★SANC 1/1d3


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=75 【SANチェック】 Cthulhu : (1D100<=75) > 88 > 失敗


[メイン] 或隅 佑十 : 1D3 Cthulhu : (1D3) > 2


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] SAN : 75 → 73


[メイン] No Name : 翌日。

「な、元気になったろ?」

向かいで友人はそう笑う。


[メイン] 或隅 佑十 : 友人!?!?!?!?!?


[メイン] 或隅 佑十 : 佑十くん友人出来たの!?!?!?よかったねぇ!?!?!?


[メイン] 或隅 佑十 : 出来れば長くその関係が続くといいね佑十くん……


[メイン] 或隅 佑十 : 「元気になった……ていうか……いやまあ、元気にはなったか。」

「全然見た事ない…体験したことない?類いの映像だったぜ。」てニコ!と笑いかけます 友達いるの嬉しいな!!!!


[メイン] No Name : 発端は昨日。

(自主的に)忙しくしている自分を見て、友人が慰めてくれたことだ。

彼は晩に、「元気になる動画があるから、見て欲しい」とURLを送ってきたのだ。

可愛い動物の動画や、お笑い動画かと思っていた。


[メイン] No Name : 厚意に甘えて動画を開けば、まさかの電子ドラッグだった。

ピンクの象で頭がショートし、元気になったのは下腹部だけ。

今も、体は事後の様に気怠い。

★POW-1


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] POW : 15 → 14


[メイン] 或隅 佑十 : 電子ドラッグ!!


[メイン] 或隅 佑十 : ちょっとぐったりしているのね。そらするか……

「言うて体には良くなさそうだけどな!!滅茶苦茶幻覚とか見えてた気がする。

 あれどういう仕組みなんだ?」と小首を傾げたりしている。


[メイン] No Name : 友人を元気づける為に電子ドラッグを勧めるという有り得ないセンスの持ち主は、屈託無く笑いながらナンをカレーに浸した。

「最初は何が起きているのかわからなくて、まあ怖いかもしれないけどさ」

「次第に、また見たいな…ってなるんだよ。」

アイデアを振らなくても、それは中毒ではないかと思うことだろう。


[メイン] 或隅 佑十 : 意外とちゃんと友人関係が長く続きそうな友人だったわ


[メイン] No Name : とてつもなく体が怠い午後だ。


そして、あきらかに体に異常を来している。昨日の動画のせいで。

件の動画のことを思い出すと、TINTINが挙動不審なのだ。

震えている。例の動画を恋しがって、勝手に反応している。


[メイン] No Name : まさかと思い、向かいを確認すると、ドラッグ中毒のTINTINもヨイショになっていた。

今の会話のどこで五重の塔が建立されたというのか。


[メイン] 或隅 佑十 : 「……んはは」あまりの事でウケてきた。

「マジでドラッグじゃねーか……」


[メイン] No Name : 友人のシモ事情は置いておいて。


さて、貴方は選ぶことができる。

すなわち、この「Dancing TINTIN事件」に関わるかどうかである。

下腹部に見て見ぬ振りさえすれば、日常に無事帰還することができる。


[メイン] No Name : 自身の体調の異常、ついでにヤク中になった友人をなんとかしたい。

もしくは、この不思議な動画を調べたい。

そんな気持ちがあるのであれば、この事件に深く関わっていくことをお勧めする。


[メイン] 或隅 佑十 : 調べるに決まってるだろ!!!!或隅佑十だぞ


[メイン] 或隅 佑十 : ここまで人の体に影響のある映像、面白すぎる。絶対解析したい。友達のTINTINのことは言うてどうでもいいけど。


[メイン] No Name : とりあえず、ナニを鎮める為にトイレに向かうことになるだろう。


ハンカチをポケットに戻して、席に着く。

調べ物をするなら、まずは前で恍惚としている友人に聞くのが早いだろうか。


[メイン] 或隅 佑十 : 「ふいー」(ふいー)


[メイン] 或隅 佑十 : 多分一緒にご飯食べてる(飯食ってる時に抜くな)ので、食後のコーヒーを飲み始めます。手とか滅茶苦茶洗ってきててくれ(洗ってきた)。


[メイン] 或隅 佑十 : 「なー、あの象の動画ってどこで見つけてきたんだ?F○2?Por○hub?」とナン食う友達に聞く。


[メイン] No Name : 動画について、話を聞く。


「今流行ってるんだよ、密かに。」


誰が作ったか、なんで作られているかはわからない。気にもならない。

ただ、「良い物」だから広まっていっただけ。

友人はそう言う。 SNSってそんなもんだよね、と。


[メイン] No Name : 「あの動画ってさ、やっぱり怖いんだよ。」

「体は熱いのに、冷や汗ばっかり出て。なんでこんなものに釘付けなんだ?もう気が狂ってしまう、頭がおかしくなる。死にそうだ。」

「だけど、ああ、それでも生きてるんだよ。」

「体がどろどろに溶けそうで、自分がわからなくなっていく恐怖の中でも生きてる。生と死の狭間をさまようスリルに、体は自分の意思を無視して昂るんだ。」


[メイン] No Name : 「お前もそうなっただろう?」

彼はラッシーを頼みながら目を眇めた。

貴方はどう答えるだろうか。


[メイン] 或隅 佑十 : それを聞いて少し考える素振りを見せる。

単に自分の性癖が本当はアブノーマルだっただけ。或いは(どうやってるか分からないけど)動画自体に興奮作用と幻覚作用があっただけ。

なんて考えていたが、確かに、恐怖と生の実感(性だけに)で俺のホワイトストライカーがライジングサンした可能性も無くはない。


[メイン] 或隅 佑十 : 「……そうかもな……」としみじみと頷く。


[メイン] No Name : どこで動画を知ったか尋ねる。


「検索しても出てこない。なんて動画かわからないし、URLで広まってんじゃないかな。」

「俺は、知らない人からDMで来たかなぁ…」


下腹部を元気にしながら友人は首をひねる。

※知らない人から来たURLは開いてはいけません。


[メイン] No Name : DM相手のアカウントは既に消えている。

意図的に広めている人物がいるのだろうか。

だとしたら、なんのために?


[メイン] 或隅 佑十 : (うーん。全然意図が分からない……)

(お金稼ぎにはならなさそうだし。ハマった奴はどうせ手元に保存してるから、動画消してから売る……みたいなのも意味無いよなぁ。)


[メイン] 或隅 佑十 : (URL……出会い目的……ピンクの象が見える。っていうのは、確かアルコールかなんかの……なんだっけ。

 ……あとは、コンピュータウイルスとか……)

「いや駄目だ全然分かんね。インターネット詳しくなりて〜〜〜……」


[メイン] No Name : 聞き込み終わり。

なんやかんやいって有益な情報なかったな、と思うかもしれない。

会話して行く度におかしくなっていく友人を家まで届けてから、もしくは交番に転がしてから帰宅することになる。


[メイン] 或隅 佑十 : 普通に帰したよ!またね!また遊んでね!!今の佑十の友達多分キミだけだよ!!


[メイン] No Name : そして、話を聞いていた自分の体調もおかしい。

例の如く下腹部がグツグツになって来ている。

クールダウンするため、道端の電柱に寄りかかる。

息が上がる。歩くのが辛いのだ。


[メイン] 或隅 佑十 : 「……うぅん……」


[メイン] No Name : この辺にトイレを貸してくれる場所はない。

往来で息子を曝け出さない為にも、熱が過ぎるのを待つ。



「あの、大丈夫ですか。」

自分を見上げる顔がある。


[メイン] No Name : 「具合が悪い……?救急車を呼びますか?それともタクシー?」

見知らぬ親切な女性は心配そうにハンカチを差し出した。

鼻先を、いい匂いが掠める。


★POW*5に失敗すると、ムラっとするかもしれない。


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=(14*5) 【POW】 Cthulhu : (1D100<=70) > 41 > 成功


[メイン] No Name : 【できそうなこと(1つだけ)】

1:体調がおかしいので、救急車を呼んでもらう。

2:タクシーなどを呼び、家まで送ってもらう。

3:ハンカチだけ受け取り、女性には感謝しつつ帰ってもらう。

4:今の俺に近寄るな!!!!危ないから!!!!!と叫んで逃げる。

5:女性とワンナイトを決める。


[メイン] 或隅 佑十 : えっワンナイトじゃんこんなん(!?)


[メイン] 或隅 佑十 : いや嘘 多分今全然そういう気分じゃない でも人の善意と好意にはバリバリに甘えるから救急車かタクシーくらいは呼んでもらうかも、わかる


[メイン] 或隅 佑十 : ぇあ〜〜いやでも勿体無いな……折角のワンナイトチャンス……佑十にワンナイトして欲しい……いやでも……佑十……くっ……


[メイン] 或隅 佑十 : なんか………『世界の強制力』により『そうなっちゃった』ことにしちゃダメですか?


[メイン] 或隅 佑十 : 佑十が心配してくれたかわいい女の子を顔の良さとそのろくでなしさでオトして『今日だけの悪い夢(ワンナイト・ナイト・ナイトメア)』を見るとこ、見て〜…………


[メイン] 或隅 佑十 : ぐ………いや………


[メイン] 或隅 佑十 : 滅茶苦茶悩んだ(20分)

タクシーにしましょう。いくら女性関係にフットワークが軽いといえ、衝動だけで人に手を出すようなことは……しない……はずだから…………


[メイン] No Name : 原因は大変くだらないが、自分では動けそうにない。

タクシーを呼ぶ、肩を貸してもらうなどの方法で家まで送ってもらうことになった。


道中、女性に例の動画のことを聞くのであればわからないと言われる。(聞かなくてもいい)


[メイン] 或隅 佑十 : 雑談として聞くかな。気になるし、何よりボーイのバッドボーイがエレクトしてるから、その辺から意識逸らせるなら逸らすだろ


[メイン] No Name : 「ピンクの象って、聞いたことあります。」

「アルコールによる酩酊、麻薬による幻覚症状の婉曲表現ですよね。アニメ映画でもたまに見られる表現です。」

話を振れば、そんなことをいうかもしれない。

映画鑑賞が趣味らしい女性のたわいもない話を聞きながら、家に帰ることになるだろう。


[メイン] 或隅 佑十 : 帰りました!!


[メイン] No Name : たいしてすがすがしくもない朝がやってきた。

大抵のものは、自宅で目覚めることになるだろう。

(ゴミ捨て場で目覚めた者は、千鳥足で帰ってくることになる。)

今日まで仕事もしくは学校は休みである。


[メイン] No Name : 気だるい体を起こし、一つ伸びをした。

★<アイデア>もしくは<幸運>で、夢の内容を思い出すことができる。両方振っても良い。


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=75 【アイデア】 Cthulhu : (1D100<=75) > 100 > 致命的失敗


[メイン] 或隅 佑十 : あ!クソバカ!!!コノヤロウ!!!(シナリオでクリファン不使用なので無かったことになります)


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=75 【幸運】 Cthulhu : (1D100<=75) > 37 > 成功


[メイン] No Name : 夢。

夢の中で、誰かが話しかけてきている。

深い海の底から響くような、湿っぽい墓の中で囁くような、なんとも形容しがたい声だった。楽器でいうと、きっとオーボエに近い。

ああ、彼はなんといっていただろう。

闇の中に浮かぶつま先に、何かが触れていた。

タコの足めいた、何かが……


……思い出そうとすると、ずくりと頭が痛んだ。

もう、これ以上思い出さない方が良さそうだ。


[メイン] 或隅 佑十 : 「くぁあ………」ふわふわ

「ん、夢記録夢記録………」と言ってスマホを取り出して毎日日記に夢の記録を付ける。体調崩したからか、変な夢見たな……と思ってる。


[メイン] 或隅 佑十 : 昨日は多分身嗜み整えられなかったと思うので、一旦シャワーを浴びて体を綺麗にしてから考え事をして、今日の方針をまとめます。多分シャワー浴びてるさなかにも考えていただろうけど。


[メイン] 或隅 佑十 : (あの電子ドラッグ動画の仕組みと、作ってる/送り付けてる奴の正体、目的、あとは、中毒になった人間の回復方法……もいるか?これは従来の依存症治療でいい気もするけど。)

(アイツ(友達)のこと、昨日は茶化しちゃったけど、ここまで体に異常をきたすならそういう意味でも放ってはおけないな。俺も困るし。)


[メイン] 或隅 佑十 : うんうんと頷いて、髪乾かしたりお洋服着たりして調査を始めます。


[メイン] No Name : さて、昨日の聞き込みでは大した情報は得られなかった。

もっと詳しいことを知っている人物に話を聞くことも考えられるが、今の所あてはないだろう。


初手としてネットで情報を集めることになる。

正確さはともかく、情報の速さでは一番である。


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=85 【図書館】 Cthulhu : (1D100<=85) > 13 > スペシャル


[メイン] No Name : 症状を検索に入れつつ、ネット記事やSNSをさらっていく。


[メイン] No Name : 「Dancing TINTINって知ってる?」


「なにそれ」というリプライに対し、ツイート主は動画の名前だと答えた。

もうお察し感はあったが、例の動画は「Dancing TINTIN」という名前らしい。


[メイン] No Name : Dancing TINTINで検索すれば、文字化けしたサイトが一番上に表示される。

文字化けの理由は、コードの違いなどの理由ではなさそうだ。


また、ブログを発見する。

毎日Dancing TINTINを見続けた人の日記だ。

日を追うごとに、回数を重ねるごとに依存していく様子が綴られている。


[メイン] No Name : 「動画をいつでも見られるようにダウンロードしてみたが、ダウンロードしたものはイマイチ魅力が無い。困った。」

「日記をつける理由もない。起きて、Dancing TINTINを見て、寝てを繰り返すだけの毎日なんだから。」


日付は比較的新しく、「Dancing TINTIN」がそう古い動画ではないことを理解するだろう。


[メイン] No Name : 画面のスクリーンショットも貼られている。

ピンク色のそれを目を細めながら見ると、サイトにカウンターのようなものがあるとわかる。自分が見た時は、それどころではなかったから気がつかなったようだ。

カウンターは「550」を示している。


さて、ツイートで引っかかるURLも、検索で見つけたサイトも、リンク先は同じだろうと直感的に思う。


[メイン] 或隅 佑十 : 「Dancing TINTIN!!!」ややウケ。


[メイン] 或隅 佑十 : 「割と怖い動画だってのに、随分ご機嫌な名前だな!」

とか言いつつ、有用な情報が手に入ったのを喜んでリンク先に飛びます。中毒になるのはやだけど、出来ることをやらないのは出来ないからね!


[メイン] No Name : 開いた先は、案の定例の動画であった。

男女が交わっている。


どうでもいいことだが、自分が好きなタイプのプレイである。

(好きなプレイがない場合は、1d5。

1:緊縛、2:玩具、3:媚薬、4:目隠し、5:寝取り寝取られ 他)


さて、動画がおかしくなる前に何か情報がないか見なければならない。


[メイン] 或隅 佑十 : いや草 分かりました


[メイン] 或隅 佑十 : 1D5 Cthulhu : (1D5) > 2


[メイン] 或隅 佑十 : そんなものを趣味にするな!!!!!!!解釈違いだわ 今の彼の流行りがそうってことにしましょう


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=70 【目星】 Cthulhu : (1D100<=70) > 19 > 成功


[メイン] No Name : URLは、友人に教えてもらったものと同じである。

結局ここに辿り着くようだ。


また、よく見ればサイトの右上にカウンターが設置されていることに気がつく。

数値は、「999」。訪問者の数だろうか?


[メイン] No Name : ★<コンピュータ>もしくは<知識1/2>

このサイトのソース(どういう風にサイトが作られているのか)を確認することができる。


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=45 【知識】 Cthulhu : (1D100<=45) > 98 > 致命的失敗


[メイン] 或隅 佑十 : アホ!!!!!!!


[メイン] No Name : 視界の端では、ピンク色が膨らんで来た。

そろそろ閉じた方がいいかもしれない。

【どうする?】


[メイン] 或隅 佑十 : ファンブルしたから最後まで見ろ アホ


[メイン] No Name : 調べるなら、最後まで見た方がいい。

いや、ただ単に見たかっただけなのかもしれない。

自分の意思がどこにあるのか分からないまま、動画を見つめる。


いつの間にかチャックは降り、TINTINは零れ落ちた。

頭を左右に振りながら、動画に熱狂している。勝手に動くんじゃない。

今まで、こんなにもTINTIN本体のテンションが上がったことがあっただろうか、いやない。


[メイン] No Name : 熱に浮かされた頭は、思考を拒否している。

難しいことなんて考えられない。脳が蕩けているのだから。

性が、暴走している。


ああ、そうか。

これが生。


本能のままTINTINに耽って、狂って、猛って。

食いたい物を喰らい、恐怖に怯え、死んだように眠り、精を放つことを目的に、生き物らしく生きる。


[メイン] No Name : これが、友人が言っていた生というもの。

怠惰に、ただただ本能的に、生きるということ。

ああ、理解、してしまった。


[メイン] 或隅 佑十 : こんなこと考えてる或隅佑十、超オモロい お前にも『飲み込まれる』『脳を奪われる』みたいなのあるんだね


[メイン] No Name : .


[メイン] No Name : .




[メイン] No Name : ………



そんな………そんなわけないんだよなぁ〜!!!!!!!!!!?

は?生の喜びって何?


[メイン] No Name : 目覚めれば、正気に戻ることになる。

時刻は昼過ぎ。あの後気絶していたらしい。部屋とズボンが残念な汚れ方をしている。

正気に戻ったからいいものの、もしこれからも見続ければ戻ってこれなくなりそうだ。

★POW-1、SANC1/1d3


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] POW : 14 → 13


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=73 【SANチェック】 Cthulhu : (1D100<=73) > 48 > 成功


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] SAN : 73 → 72


[メイン] 或隅 佑十 : 「はっ……!あぶねー!意識落ちてた!!!」


[メイン] 或隅 佑十 : 「うおっ……意識だけじゃなく椅子からも落ちてら……頭いてぇ〜……ぶつけたか?」

「最悪だ〜……掃除と着替えか……」

部屋が多少汚れてるくらい気にしない或隅佑十だが、流石に身体外部に出た体液とは同居出来ないぜ!!!!片付けて拭いて着替えます。


[メイン] 或隅 佑十 : 調査続けるわよ〜


[メイン] No Name : 午後。


[メイン] No Name : 出会ってしまった。出会ってしまったのだ。

変態に。


午後の調査に繰り出す前に、昼飯を買いに行った折であった。

変態博士を名乗る不審者に出会ったのは。


一目みただけで、「Dancing TINTIN」の関係者とわかる。

だって例の場所、ズボンの膨らみが左右に揺れているのだ。

そして、博士然とした服装をしている。


[メイン] No Name : 顔面は異様に赤く、荒い吐息から興奮していることは確実だ。そして腰が揺れている。

背後から、女性の悲鳴めいたものが聞こえた。


「やあ、同志よ!」

発情した不審者は、自分に話しかけて来た。あろうことか、同志と宣って来た。

周囲に集まり始めた人だかりが、ざわ、とどよめいた。

自分に向けられたのは、胡乱な視線。


[メイン] 或隅 佑十 : 「……おいおい」


[メイン] No Name : 「Shall we dance?」

そして、妙に流暢な英語でダンスに誘って来る。この場合のダンスとは、多分TINTINのことだろう。


知らないふりをして今すぐ帰りたいところだが、この不審者は「Dancing TINTIN」に詳しいかもしれない。

こいつを逃すと、情報を得る機会は減ることだろう。


[メイン] No Name : 彼は何かを察したように頷き、路地裏の方に歩いていく。

めちゃくちゃ嫌でも、あの腰ふりマシーンのことを追わなければならないだろう。


[メイン] 或隅 佑十 : (や、ややややややべー!!!!!)

(怖ーっ!!!!!!!)


[メイン] 或隅 佑十 : (いくら好奇心旺盛な俺でも、これは正直ちょっと拒否したいぞ!!

 歩き方の癖はともかく、俺の調査に気がついて声かけてくるのとか、その声掛けの内容とか、若干怖い!!!)と冷や汗をかく。


[メイン] 或隅 佑十 : どうにか……この道を選ばないようにしたいが、ついて行く以外に選択肢を得られる予定があまりに無い。クソ……。

「……ご近所さんに俺が通報されたらどうしよう……間違いなく悪評で全国ネットに名前が載る……」

最悪の想定をしながら、変態博士について行く。


[メイン] No Name : 路地裏につく。博士が喋り出す。


「君、Dancing TINTINを追っているだろう。いや、みなまで言わなくてもわかる。だってストーカーしてたから。」


[メイン] No Name : 彼の言い分はこうだ。


Dancing TINTINのファンだから、作者に会いに行きたい。

作者は突き止めたが、推しには会いたくないのだと。

まあ一言で言うと、情報提供の代わりに手紙を渡してほしいらしい。


[メイン] No Name : 「ポストに入れても見てくれないし、会いたくないしね。」

「君、Dancing TINTIN歴浅いんだろう?昨日のカレー屋で実は聞いてたのさ。」

「つまり、まだ結構正気だから話が通じそう。手紙渡してくれそうだなって。」

「Dancing TINTINのこと知ってるから、話が早いだろうし」


[メイン] No Name : 返事をする前に、彼は貴方のポケットに手紙とメモを差し込み、ついでに太ももを触って帰って行く。


「また会う事になるだろうね…」

意味深なことを言って、彼は帰っていく。


[メイン] 或隅 佑十 : 「早口で喋って早足で帰られた」


[メイン] 或隅 佑十 : 「……仕方ないか。俺が動揺して話を強請れ無かったのが悪いな……」と反省し、メモを見ます。


[メイン] 或隅 佑十 : 私が勢いに飲まれてるから佑十も勢いに飲まれてしまうな。ごめんな佑十さん


[メイン] No Name : メモを見ると、住所と名前が書かれている。

「牛筋市 市中町通り88-8 焼肉荘 205号室 牛尾春雄」

隣町のようである。


また、手紙を開くのであれば、ピンクの象のイラストが描かれているだけである。

向かう途中に任意のものを購入したり、家から何か持ってきてもいい。

中ボス戦がある。


[メイン] 或隅 佑十 : おいしそうな住所!


[メイン] 或隅 佑十 : 「なるほど。ここに作者が住んでんのか。

 ……手紙を手渡すことを言い訳に、直接会って話してみるか。」


[メイン] 或隅 佑十 : 中ボス戦があるなら……拳銃……いや家に持ってるってことはないからな。単身乗り込むか。


[メイン] No Name : 住所の場所を尋ねると、寂れたアパートである。

表札を見れば、205号室がどこかはすぐにわかる。

カーテンはぴっちり閉まっており、中を窺い知ることはできない。


窓を割って入る選択肢もあるが、すぐそばに交番があるので普通にチャイムを鳴らすことになるだろう。


[メイン] 或隅 佑十 : ピンポーン


[メイン] 或隅 佑十 : 出て来たのは、ゲーミングカラー(虹色)のTシャツを着た男性である。

やせ細り、頰のこけた姿はどう見ても健康とは言い難いだろう。

しかし、その目だけは生気に溢れ、ぎらぎらと輝く様は異様としか形容できない。


彼は要件を訪ねて来る。手紙を渡したり、渡さなかったりすることができる。


[メイン] 或隅 佑十 : 「こんにちは。アンタが牛尾春雄さん?」等と言って、いくらか相手と話をしてから手紙を渡します。


[メイン] No Name : 手紙を渡すように頼まれたといえば、よく分からんと言いつつも受け取ってくれる。

特に何も起こらない。


[メイン] No Name : 茶番を終えたら、本題に入ることになるだろう。

例の動画について話を聞こうとする場合、「いや、言わなくていい。わかるぞ、お前が何を聞きたいのか。」と遮って来る。


[メイン] 或隅 佑十 : 「あのさ、」て言おうとした瞬間遮られたぜ!!!


[メイン] No Name : 「ズバリ、Dancing TINTINで困ってるんだろう!??お前はまだ正気の顔をしている。Dancing TINTINにハマりきってないから、どうにかしたいとか思ってる…そうだろう。ハマったやつは、どうにかしたいとか思わんのだ。」

とても話が早い。シナリオを巻きで進めたいに違いない。


[メイン] No Name : 「でも、その状態が人間として正しい。生を喜ぶことの何がおかしい。本能に従って生きるのが良いのだ。」


「もっと、もっとだ。もっと動画を見れば、生の喜びをもっと深く理解すれば。」

「自分のTINTINをなんとかしたいと言う気持ちなんて無くなるんだ。」


[メイン] 或隅 佑十 : 「お、おお……」

「落ち着けよ。俺は説得をしに来たんじゃないんだぜ。別にアンタが動画を作ることを責めるとか、やめさせたい訳じゃ__」


[メイン] No Name : 「つまり解決方法は、こうだ!!!」

体が、前のめりに倒れる。背中を、何か大きな手に掴まれている。

そして、不可視の大きな手は貴方を部屋の中に放り投げた。

★STRとHP-1。


[メイン] 或隅 佑十 : 「っ、うわっ!?」


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] HP : 12 → 11


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] STR : 10 → 9


[メイン] No Name : イカ臭い部屋の床に押し付けられている、

大きな見えざる手に、拘束され動けないのだ。


自由なのは頭だけ。

そして、顔を上げた先には見てはいけないものがあった。


[メイン] No Name : ピンクの、象。

部屋の中には、大きな象の彫像が鎮座していた。


[メイン] No Name : 背を丸めた胴体は、やせ細り腹だけが醜く突き出た餓鬼のようであった。

その上に乗る頭部は、丸々膨らんだ象の頭部のようで非常に気味の悪い。

触手のような鼻が多く生え揃い、後頭部には翼めいた耳が存在感を主張している。


その形状は、Dancing TINTINのピンクの象と酷似していた。

★SANC 0/1


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=72 【SANチェック】 Cthulhu : (1D100<=72) > 30 > 成功


[メイン] 或隅 佑十 : 「いっっって………っ!!」全身が痛い!


[メイン] No Name : 「俺は、神に出会ったんだよ。」


[メイン] No Name : 「今までの生活なんてクソッタレだ。つまんねえ作品を作ってはネットの海に流し、乞食のように評価を欲しがる。」

「神に出会って、恐怖して、生の有難さを実感して。」

「面倒なこととオサラバして、本能のまま生きる自分にこんにちは!!!したんだよ!!」

「他人の評価?周囲の目?社会的立場?知らない、知らないね。どうでも良い。」

「ただよく生きるんだ!!!」


[メイン] No Name : 「お前も、そうなれ。」

壁一面がスクリーンになっている。

そこに映し出されるのは、勿論。


〜Dancing TINTIN〜


[メイン] No Name : このまま目の前の動画を見せ続けられば、正気を失いTINTINの化け物に堕ちることは想像に難くない。

なんとかしてこの窮地を脱しなければいけない。


[メイン] No Name : 【ちんちんバトル 開始】


[メイン] No Name : 【1ラウンド目】

現在、何かに拘束されており、動くことはできない。

以下の行動ができる。(1つだけ。どれが正解ということはない。)

→アイデアを振り、この状況を打破する方法を考える。

→「ちんちんバトルで勝負よ!」と決闘を申し込む。


[メイン] 或隅 佑十 : 正気を捨てた選択したすぎるーッ!!!!!!!クソーッ!!!!!!!アイデアーッ!!!!!!!


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=75 【アイデア】 Cthulhu : (1D100<=75) > 58 > 成功


[メイン] No Name : 近くに交番があり、部屋のドアは開いている。

めちゃくちゃ大きい声で助けを呼べば、5分とたたず来てくれるかも知れないと思う。


男は、象だけに「パオーン」と鳴いている。

これが本能に従うということなのだろうか。

男のラウンドはこれで終了する。


[メイン] 或隅 佑十 : くっ………助けを呼ぶかバトルするかの二択になってる………佑十なら助けを呼んだ上でバトルするけど、どっちかしか選べないだと……!?


[メイン] 或隅 佑十 : 無いのか……!?ちんちんバトルをするしか………!!


[メイン] 或隅 佑十 : そうだな……なにかに押さえられているから、今助けを呼んでも確実に逃げられるかは分からないな。と思って、一度この手を抜け出すには……何か言おう!!!と考えて


[メイン] 或隅 佑十 : 「分かった……!!ちんちんバトルで勝負だ!!」て言います。(??????)


[メイン] No Name : 果たして、ちんちんバトルとは何なのか。

相手がとりあえず興味を示しそうな単語をいっただけかもしれないし、動画でいつの間にか頭に刷り込まれたのかもしれない。


「わかった!」

普通に応じてくれるし、背中の手もホワンホワン〜と消えて行く。

ちんちんバトルって……何なんだ。


[メイン] No Name : 【ちんちんバトル】


[メイン] No Name : ここで、TINのSIZを2d6+6で決めることになる。


[メイン] No Name : 【どうでもいい表】

18-17 でかすぎて同性でも引く。風俗に行くと、嫌がられる。

16-14 ちょっとでかすぎない?彼女はちょっと怖がる。

13-11 ちょうどいい。風呂でいうと39度。

7-10 まあ普通。

それ以下 粗TIN。


[メイン] 或隅 佑十 : 本当に草


[メイン] 或隅 佑十 : 2D6+6 Cthulhu : (2D6+6) > 8[3,5]+6 > 14


[メイン] 或隅 佑十 : まあまあまあキャラクターとしては丁度いいんじゃないですか…………………


[メイン] No Name : 探索者のTINのSIZと、男のTINのSIZで対抗ロールを行う。

男のTINのSIZは11である。(対抗ロールの計算方法はルルブ見てくれ。)


また、「Dancing TINTIN」を見ていた場合、TINTINが元気になっている。

(減ったPOWの数)×10%の補正が+でかかる。


[メイン] 或隅 佑十 : 佑十は+20%ですね


[メイン] No Name : 方法は基本的にちんちんチャンバラ(?)だが、衛生的にムリなどの理由があれば適当に違う対決にして良い。対抗ロールの計算は変わらない。


[メイン] 或隅 佑十 : こんな知能の低い学者ヤダ


[メイン] 或隅 佑十 : 対抗ロールします


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=85 TIN対抗ロール Cthulhu : (1D100<=85) > 15 > スペシャル


[メイン] No Name : 熱い肉の棒同士のぶつかり合い、効果音ばるんぶるんの熱烈快感ちんちんバトル。

体力、気力、そして何よりイチモツのサイズ感が物を言う。

(ナニか盛り上がる描写)

弾け飛ぶ白濁と、恍惚に沈みながら倒れる相手。


[メイン] No Name : 勝った。

貴方は、勝利ちんちんになったのだ。


イチモツを鞘(下着)にしまい、倒れた相手を見下ろす。

しばらくは起きて来なさそうだ。


[メイン] 或隅 佑十 : 「……は〜〜〜っ……」一体なんだったんだ。と思う時間を持たせると正気に戻ってしまうので、部屋を調べる方向に動きます。


[メイン] No Name : パソコンを見る

高そうなパソコンである。仕事用らしい。

画面には件の動画サイトが表示されている。

薄目で見ると、サイトにカウンターが表示されていることに気がつく。

数値は「1100」だ。訪問人数だろうか。


[メイン] 或隅 佑十 : 「……これは増えてる……のか?」と小首を傾げている。


[メイン] No Name : 象の彫像を見る


象の像だ。

というか象じゃないかもしれない。

例の動画を想起させる造形だが、特に魅力を感じるものでもない。

作者は「H・U」なので、この部屋の持ち主だろう。


★<目星>を振ることができる。失敗だと上手いなあって思う。


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=70 【目星】 Cthulhu : (1D100<=70) > 62 > 成功


[メイン] No Name : よく見たら裏側に引き出しがある。

デ●ノートの例の引き出しくらいわかりづらい。


開けて見ると、便箋が出て来る。

「神様の手を拝借する方法」と書いてある。

★呪文<クトゥルフのわしづかみ>256-257pを発見する。


他にも日記が出てくるが、象語(独自の象イラストの言語)で書かれているため読めない。


[メイン] 或隅 佑十 : 「……あ?なんじゃこりゃ」

「呪文……『個人が複数人かに、押しつぶすような圧力を……』ふむ?」


[メイン] 或隅 佑十 : 「なんじゃこりゃ!魔術か!?

 ……おいおい、実在するのかよ!!」嬉しそうにぱっと顔が明るくなる。

「……うん。拝借するぜ牛尾さん!俺は空想ごとが大好きなんだ。それが現実になるならもっと!」と便箋をしまう。やったー!


[メイン] 或隅 佑十 : 嬉しそうにしながらデスクの辺りも探索してみる。


[メイン] No Name : デスク


仕事をするデスクらしい。壁に向かって配置されている。

置かれた本から、この部屋の持ち主が映像クリエイターであることがわかる。


また、壁にはいくつか賞状が貼られている。

コンペティションなどの映像部門で度々賞をもらっていたようだ。

その中に一枚だけ違和感がある紙が貼ってある。


「1130」


とだけ書かれたメモ書きである


[メイン] 或隅 佑十 : (あれ、数字?

 ええっと…あのカウンターと関連があるのか?)


[メイン] No Name : 全てを見終わったあなたは、いや、次に繋がる手がかりがないのでは?と思う。

そして、もう一度パソコン画面を見た時。

カウンターは、「1130」を示していた。


[メイン] No Name : ぱち、ぱち。

パソコンから、静電気めいた電気の筋が出ている。


しゅう。しゅう、しゅう。

どこかから、変な音がする。何かが漏れ出るような、音が。


まずい、何か来る。

何か、とんでもないものが。


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=(12*5) 【DEX】 Cthulhu : (1D100<=60) > 47 > 成功


[メイン] No Name : 間に合った。


パソコンから飛びのいた数コンマ後、そのエネルギーの塊は放出された。

パソコンから屋根を突き破って、いやアパートの屋根を吹き飛ばして、空へ。

青空へ、一筋の光の線が昇った。

それは、意思を持ったエネルギーの集合体。


[メイン] No Name : 辺り一帯が暗くなる。

自分の真上に、雲状のエネルギーの集合体が出現する。

紛れもなく、この部屋のパソコンから出たものだ。


[メイン] No Name : しゅう。しゅう、しゅう。

白熱したプラズマの雲は、そんな音を微かに鳴らしながら進路を定めた。

そして進行方向の町をエネルギーで形作った偽足で、ぶん、と。


薙ぎ払った。


[メイン] No Name : アパート2階から見える、手前の町は。

一瞬で炭と化したのだ。

えっこれ人が死ぬシナリオだったんですか?

★SANC 1d3/1d6


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=72 【SANチェック】 Cthulhu : (1D100<=72) > 65 > 成功


[メイン] 或隅 佑十 : 1D3 Cthulhu : (1D3) > 3


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] SAN : 72 → 69


[メイン] 或隅 佑十 : 「はぁ!?待て待て待て!!パソコンからこんな………エネルギーの雲!?

 屋根が……つか街!!吹っ飛んだな……!?」


[メイン] No Name : 渦巻くエネルギーの塊は、消し飛んだ残骸の上空で静止している。


[メイン] No Name : エネルギーの塊は、ゆっくりと姿を変えて行く。

粘土をこねるように、不定形のものを固めるように。

その輪郭が完成する前に、貴方はそれが何かわかってしまう。


[メイン] No Name : ああ、象だ!

あの、Dancing TINTINの!バケモノめいた奇妙な象だ!


[メイン] No Name : 圧倒的。何もかも圧倒的な神前。

刹那の間に町を炭化させてしまうような、とてつもないエネルギー。

人類では到底太刀打ちできないような、災害、厄災。


[メイン] No Name : 出会った瞬間、死を覚悟する。

生物的な本能が警鐘を鳴らす。これは怖いものなのだと。

貴方の意思に関わらず、恐怖で体は震えだす。

終わり。あっけないくらいに、人が死ぬ。終わり。

っていうかちんちんが痛い。


[メイン] No Name : ここで、貴方は彼は言っていたことを理解する。

あのクリエイターの男が出会ったという「神」は、これだったのだろうか。

いや、そうに違いない。だって、下腹部がこんなにも熱を持っている。


あの男はこの圧倒的恐怖の中だからこそ、生を尊んだのだ。

それを伝えるのが、あの「Dancing TINTIN」。

生の喜びと、神の素晴らしさを伝える布教動画。


己のTINITINが、喜んでいる。

左右に踊るように揺れる。神を降ろす儀式のように、踊る。


[メイン] No Name : 「とんでもないことになったね」

いつの間にか、背後には博士めいた変質者(手紙の人)が立っている。


「っていうか、実物って結構イマイチだね。ナマモノ感あるからかなぁ。タコっぽいし……」

そういう男の股間は静かなものだ。実写化は解釈違いだったらしい。


[メイン] No Name : 「あれ、大電流的なやつでイオン化したら消えそ〜だよね。どう思う?」

「いや、分かんなくてもいいや。まあ、エネルギーにはエネルギーってことだよね。」

彼はそういってどこかに歩いて行く。

他に手がかりもないので、ついて行くことになるだろう。


[メイン] 或隅 佑十 : 化け物には化け物をぶつけんだよ理論だ(違う)


[メイン] 或隅 佑十 : ついて行きますね


[メイン] No Name : しばらく歩けば、研究所めいた怪しい施設にたどり着く。

普通に見た目通りの博士だったらしい。


「ついて来るってことは気になっちゃうってことだよね」

彼はついて来ることを咎めはしない。

むしろ、ビーカーにコーヒーを入れて出してくれる。


[メイン] No Name : 彼の適当な説明は以下の通り。

「噛み砕いていうけど、あれエネルギーの塊じゃん。打ち消す感じで他のエネルギーをぶつけたら多分ふわふわ〜と消えると思うワケ。」

「大電流……俗にいう高圧電流みたいなのでイオン化する。んで、うちに大電流流すやつがあったような〜…」

彼はそう言いながら、ギリギリ持ち運べるサイズのでっかいバッテリーみたいなのを持って来る。発明品に電流を流して、耐久を見るための機械らしい。


[メイン] No Name : 彼は貴方にこう聞いて来る。

「もし君がやってくれるなら、この機械をあげてもいいよ。」

「あれにぶつけてくるだけで、世界を救えるワケ。まあ、死ぬ可能性高いんだけど」

「やっちゃう?やっちゃうですか?」


[メイン] 或隅 佑十 : その辺の話はマジで全然知識無さそう(というか中の人がそもそもないから佑十が勉強してたとしても分からん、悔しい)


[メイン] 或隅 佑十 : 佑十の為に色々勉強しないといけなくなってきたな…………………


[メイン] 或隅 佑十 : 「死ぬ可能性な」と頷く。


[メイン] 或隅 佑十 : (軽い口調だが、あの雲に地球全てを破壊するだけの力があるのは確かだろうな。それなら、消さないと。

 ……くぅ。自分の無知が憎い。俺も誰も死なないで解決するだけの術は無いのか、なんて考えても、手がかりすら思いつかない。

 決断するのは今なんだ。探している時間は無い。)


[メイン] No Name : 博士は更に説明する。

「あのしゅうしゅう言ってるやつにこのコードをサクッと刺して、しばらく電気流すだけ。」

「今から、この機械の出力を上げるために魔改造するからさ。君が刺してきてよね。上手くいったらあいつは消えるよ。」

「君に関しては、……運が良ければ火傷、運が悪ければ死ぬ、ってとこかな?」


[メイン] No Name : 「嫌?でも、そうじゃないと地球が炭になっちゃうかもだしさ。」

彼はそれだけ言って、改造を始める。やるってまだ言ってないのに。

やるしかないのだ。探索者だから。


[メイン] 或隅 佑十 : 「嫌……というか、恐ろしい。困る。俺はまだ死ねないし、地球が無くなると人生が終わる。」

「だから……やるしかないんだよな。分かった。……やるよ。」とか言ってたよ


[メイン] No Name : 数時間後には改造は終了する。

その間は暇なので、踊るTINを鎮めたり遺書を書いたりすることができる。

エネルギー体はのんびり屋さんなので、余裕である。

また、博士が手当てをしてくれるので、+1d3でHPを回復できる。


[メイン] 或隅 佑十 : 1D3 Cthulhu : (1D3) > 1


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] HP : 11 → 12


[メイン] No Name : 「メタなこと言うけど、1ラウンドの間この魔改造大電流機械と繋いでおけばイケるよ。あいつ、まだ未完成っぽいしさ。」


「ただ、それ以上はこの機械が耐えられない。壊れるだろうね。」


[メイン] No Name : あのエネルギーの塊(まあコラジンなんですけど)に刺すらしいコードの先が、アイスピックみたいに改造されている。

これを刺して、1ラウンド凌げばいいらしい。


「じゃあ、いってら」


[メイン] 或隅 佑十 : 「おう。行ってくる。」


[メイン] No Name : 学校に行くような気軽さで送り出される。

やるしかないのだ。


[メイン] No Name : 【戦闘開始】

台車にクソ重い機械を乗せて突っ込むことになる。

外に出ると、不定形のエネルギーの塊は物理的な化身の形成を始めていた。

今は頭部しかできていないが、後半日もしないうちに完全体になり、災害のごとく暴れ出すだろう。

そうなったら、自分も世界もポンッと消えてしまう。


[メイン] No Name : 現在攻撃して来る様子はないが、周囲をプラズマの渦が覆っている。

防御服をきていても火傷を負うことは必死だ。

TINTINを直すだけのはずが、とんだ遠いところまで来てしまった。


さあ、行こう。

誰ともなしに呟くと、TINTINが頷いたように頭を垂れた。


[メイン] 或隅 佑十 : TINTINをテーマにしてここまで面白く真面目な描写を書く変態(褒めてる)


[メイン] No Name : 【1ラウンド目】

近づくのは容易だ。

あとは、この渦の中に突っ込んで、機械と化け物をつなぐだけ。


★<DEX*5><回避><水泳>などの移動に使えそうな任意のロールを振る。ここに書いてある以外の、他の技能でも良い。

成功すると、渦の隙間をぬって侵入できる。ただし、振れるのは一つ、一回だけである。


[メイン] 或隅 佑十 : DEX×5を振ります。走れー!!


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=(12*5) 【DEX】 Cthulhu : (1D100<=60) > 6 > スペシャル


[メイン] 或隅 佑十 : 天才!


[メイン] No Name : 渦に覆われていると言っても、ムラがある。

層が薄いところ、そして隙間を縫うように進んで行く。


時折襲って来る熱風で皮膚が痛い。

呼吸の度に、喉が浅く焼けている。

★HP-1d5。ショックロール・自動気絶はなし。


[メイン] 或隅 佑十 : 1D5 Cthulhu : (1D5) > 2


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] HP : 12 → 10


[メイン] 或隅 佑十 : 「いっ…………」

(ヒリヒリする!!)


[メイン] No Name : 苦しみの中、象の足部分にコードを突き刺し電源を入れた。

先っちょだけ。先っちょだけだから。


機械が振動し、煙を上げながらも大電流が流れて行く。

ばち、ばち、と火花が散る。形成されかけていた輪郭は一瞬で霧散した。

このままこのラウンドを耐えれば、自分達の勝ちだ。


そう思ったその時、大きな影が落ちる。


偽足だ。

あの、街を一瞬で炭化した偽足が落ちて来る。

当たれば、死ぬ。


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=(12*2) 【回避】 Cthulhu : (1D100<=24) > 11 > 成功


[メイン] 或隅 佑十 : おおー!


[メイン] No Name : 幸い、分解が始まっている偽足はそう大きくなかった。

間一髪のところで避けきる。

毛先が少し焼けて、煤になり落ちる。


[メイン] No Name : トドメを刺すように、ケーブルを深く突き刺す。

瞬間、霧が晴れるように周囲を覆っていた渦がかき消えた。

横で、機械が爆発して破片が顔に刺さった気がする。

しかしそんなことはどうでもいい。


脅威は去った。

雲ひとつない青空を見ながら、貴方はため息をついた。

TINTINは、もう踊らなくていいのだ。


[メイン] 或隅 佑十 : 「これで……」やりきった感をだす。終わったんだ……俺たちの戦いは……


[メイン] No Name : .


[メイン] No Name : 起きれば、病院の天井が貴方を迎えてくれた。

エネルギー体が消滅した後に、自分は倒れていたらしい。


例の動画はいつの間にか消え、クリエイターは捕まった。

火傷の跡が薄くなった頃、そんなニュースを聞くことになる。


[メイン] No Name : ふざけた動画が巻き起こしたトンデモ騒動は、これにて閉幕。

TINTINはもう、踊らない。


でも、もし貴方が望むのであれば。

もしかしたら。


[メイン] No Name : __【エンドE:コラ!ジンジンチンチン!】


[メイン] 或隅 佑十 : はい。


[メイン] No Name : 【報酬】

SAN+1d20+5

クトゥルフ神話+1d3

ちんちんと思いを通わせたので、DEX+1

卑猥な形の飴(手紙を渡した場合)


[メイン] No Name : 1D20+5 Cthulhu : (1D20+5) > 14[14]+5 > 19


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] SAN : 69 → 88


[メイン] No Name : 1D3 Cthulhu : (1D3) > 3


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] 神話技能 : 0 → 3


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] DEX : 12 → 13


[メイン] No Name : 後遺症【入院】

数ヶ月間、入院させられる。

股間がずっと暴走しているからである。

博士っぽい不審者は、頼まれていないのにお見舞いに来る。


後遺症【火傷】

貴方は、死に瀕するような火傷を負ったことがある。

HPから永久に-1d3。


[メイン] No Name : 1D3 Cthulhu : (1D3) > 1


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] HP : 10 → 12


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] HP : 12 → 11


[メイン] No Name : ※POW・STRは入院中に戻ってきます。


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] POW : 13 → 15


[メイン] system : [ 或隅 佑十 ] STR : 9 → 10


[メイン] 或隅 佑十 : はい!お疲れ様でした!


[メイン] 或隅 佑十 : ダルマの柩での佑十さんは常時ウキウキの好き勝手やるやるお兄さんだったけどDancing TINTINの佑十さんは結構困らされて振り回されてる感あってよかったですね。振り回されてる正体私だけどね。

やはり『世界の強制力』に対し、探索者、無力。(また言ってる)


[メイン] 或隅 佑十 : 佑十さんのRPやるに当たってやっぱりもうちょっと知識というか、雑学というか、そういうものが欲しいな〜〜になったシナリオだった。成長したいな〜〜と思わせてくれる良シナリオ。Dancing TINTINなのに。


[メイン] 或隅 佑十 : 佑十さんは興味でばっか動くけどメシア脳はお持ちなのがいいですね。自分が救世主になることを良しとする。

あとやっぱシナリオが上手いな……!!文章がうまい。KPレスで一人でやるのが勿体無い。人と分かち合いたい。ソロシで回されたかった。面白かった!!


[メイン] 或隅 佑十 : では本日はこれまでとします。

シナリオ『Dancing TINTIN』。制作、桧さん。ありがとうございました!お疲れ様でした!


[メイン] 或隅 佑十 : (成長振るの忘れてた!)


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=85 【図書館】 Cthulhu : (1D100<=85) > 81 > 成功


[メイン] 或隅 佑十 : CCB<=(13*2) 【回避】 Cthulhu : (1D100<=26) > 38 > 失敗


[メイン] 或隅 佑十 : 1D10 Cthulhu : (1D10) > 10


[メイン] 或隅 佑十 : 終わり!今度こそ終わり!